なにか書く

なにを書くかは決めていない

北紫子と北村早樹子

先日、ニコ生で「コワすぎ!」の一挙放送がやっていましたね。この作品は私も好きなのでかなり見ていました。それに合わせて白石監督がご自身のチャンネルで実況配信をしていたのでそちらも見ていたのですが、白石監督のチャンネルにアップされていた動画の一覧を見ると「マイハッピーお葬式」という動画があったので、何気なく見てみました。おかっぱの女性が、自分が唯一主役になれる舞台として葬式を歌っているMV。はじめて見た動画、聴いた曲でしたが、それにも関わらず強い既視感を覚えました。この風貌、この雰囲気・・・。

この曲が北村早樹子さんという歌手によるものであることは、説明欄を見るとすぐにわかりました。見覚えのない名前です。しかしこの既視感はなんだろうか。北村早樹子・・・北村さきこ・・・きたむらさきこ・・・・・・と考えていると、ついに思い出しました。これ、北紫子じゃないか!と。

 

遡ること十数年前。音楽好きの友人から北紫子さんのことを教えてもらいました。私は忘れっぽいのでそこからどうしたのか覚えていませんが、おそらく彼女のホームページから連絡をとったのか、デモテープをいただきました。おそらくまだ実家にあるはずだと思い帰って探してみると、すぐに見つかりました。

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「北紫子 四」とあるので、4本目のデモテープなのでしょう。聞き返したくてもカセットテープの再生機器がないので、Amazonで購入しました(まだ届いていない)。送っていただいたデモテープは封筒ごと保管していたので中を見てみると、丁寧なお手紙まで書いてくださっていました。これにどう返事したのか、まったく覚えていませんが、おそらく私も大概内向的な人間なのでなにもしなかったのではないかと思います。今思えばめっちゃ失礼なことをしているなと思いますが、今さらどうしようもありません。なにせ15年ほど前のことです。

この懐かしい再会(一方的な)にえもいえぬ感情に襲われ、YouTubeで北村さんの曲を聴きました。北村さんの曲は暗くて拍手も起きないと言われているようですが、全然そんなふうには感じませんでした。むしろ力強くも静かに胸に迫るものを感じ、特に気に入った「わたしの一角獣」や「千の針山」、「解放」が収録されているサードアルバム「明るみ」(2011年)をさっそく購入しました。今日届いたので聴きながらこれを書いていますが、非常にいいです。

いいですね。ぜひライブに行ってみたいものです。「この風貌」とか書きましたが、実際にはライブに行ったことはないんですよね(頼りない記憶によるとですが)。なぜあれを見て既視感を覚えたのか、自分でも考えてみると不思議ですが、思い出せてよかったです。小説を書いたりもされているとのことで、そちらも機会があればチェックしてみます。